玉山国立公園入園注意事項

申し込み方法

入園の申し込み方法にはネット申請がありますが。

玉山国立公園登山ルート、入園、入山の必要の有無

園區登山路線登山條件レベル入園證入山證
1.玉山主峰群ルート一般
玉山主峰線:レベル3
玉山群峰線:上レベル4
OO
2.八通関越嶺ルート(雲龍滝から佳心)長距離縦走登山経験者のみレベル5OO
3.南二段ルート長距離縦走登山経験者のみレベル5OO
4.馬博拉斯橫断ルート長距離縦走登山経験者のみレベル5OO
5.新康山ルート長距離縦走登山経験者のみレベル5OO
6.南橫三山の(庫哈諾辛山)ルート長距離縦走登山経験者のみレベル3OO
7.南橫三山の(塔関山、関山嶺山)ルート長距離縦走登山経験者のみレベル3XO
8.関山ルート一般レベル3OO
9.東埔から雲龍滝ルート一般レベル2XX
10.天池から中之関ルート一般レベル2XX
11.瓦拉米ルート一般山風から佳心:レベル2
山風から瓦拉米:レベル3
X
O
X
O
12.塔塔加、 梅山、 天池など散策ルート一般レベル1
レベル2
XX
13.その他の登山ルート長距離縦走登山経験者のみレベル5
レベル6
OO

註:O 手続きが必要 X 手続きが不要

登山ルートの状況,參考網址:https://hike.taiwan.gov.tw/jp/open.aspx


​​​​​​​山園區宿營地一覽表
玉山宿泊地について

入園ネット申請窓口ホームページ:
台湾国立公園入園オンライン申請ホームページ Website : https://hike.taiwan.gov.tw/jp/apply_1.aspx


運営機関:玉山國家公園管理處入園服務小組
電話:+886-49-2348209,fax:+886-49-2348253。
住所:55344南投縣水里鄉中山路一段515號
営業時間:午前8:30~12:30  午後1:30~5:30

入園民衆メールボックス:https://hike.taiwan.gov.tw/en/mail.aspx (玉山国立公園)。

入園申請に関するホームページ:「\公布欄\ファイルダウンロード」。

申請期限

開放ルート(一般)
1.宿営地抽選前の申請期限:入園予定日の2ヶ月前から1ヶ月前の午後3時までの期間内に申請してください。
2.宿営地抽選後の申請期限:各宿営地が制限人数に満たない場合は入園予定日5 日以上前に申請を提出し、入園申請書(不備のない資料)が当管理所に届くと、受理の先着順にもよりますが、申請が認められる場合があります。入園予定日までの期間が 5 日以下での申請は認められません。
3.毎日午後3時から4時の間は宿営地の公開抽選が行なわれる為、全ての登山ルートのネット上での入園申請及び異動の手続きを行ないません。

外国人が「排雲山荘」に宿泊する為の申請期限:入園予定日の4ヶ月前から35日前までに申請してください。休日以外(日曜日から木曜日)の定員数は原則24人です。(10人の外国人に対して2人の本国人が原則です。)

玉山主(西)峰一日往復ルート:入園予定日の2ヶ月前から5 日前までの期間内に申請してください。

開放ルート(長距離登山経験者のみ):入園予定日の2ヶ月前から5 日前までの期間内に申請してください。


いずれも宿営地の抽選前に万全な書類記載が当管理所に届いた場合に限ります。

毎日07:00から23:00の間は申請書受付の時間です;23:00から翌日07:00の間はメインテナンスの時間とし、申請の受付はいたしません。

申請資格

開放ルート(一般):本国人及び外国人(どの登山隊も定員数は12人です)。

玉山主(西)峰一日往復ルート:
1. どの登山隊も定員数は1~12人です。
2.登山隊リーダーとメンバーは3000メートル以上の登山経験者であること。

開放ルート(長距離縦走登山経験者のみ):
 登山隊リーダー及びメンバー1人(含)以上(どの登山隊も定員数は12人です)は3000メートル以上の登山と、3日(含)以上の長距離縦走経験が必要です。(長距離縦走登頂の証拠写真、例:玉山群峰稜線上の百名山の中の二座の登頂写真)

冬季降雪期間の入園:
1. 冬季降雪期間の一般申請:玉山主(群)峰ルート及び玉山国立公園園区その他の登山ルート。
(1) 登山隊リーダーの雪山登山訓練修了証書。
(2) 登山隊リーダーとメンバーは雪山登山経験の能力証明書類(3000メートル以上の登山経験及び3日(含)以上の長距離縦走雪山登山経験、長距離縦走登頂時の写真、例:玉山群峰稜線上の百名山の二座の登頂写真)また、雪山登山の装備が必要です。
2. 冬季降雪期間雪山登山訓練申請:玉山主(群)峰ルート。
(1) 登山隊リーダーの雪山登山訓練修了証書。
(2) 登山隊リーダーとメンバーは雪山登山経験の能力証明書類(3000メートル以上の登山経験及び3日(含)以上の長距離縦走雪山登山経験、長距離縦走登頂時の写真、例:玉山群峰稜線上の百名山の二座の登頂写真)また、雪山登山の装備が必要です。
3.どの登山隊も定員数は6人です。原則リーダー1人につきメンバーが5人で、任意にメンバーを変更する事はできません。
4.一般入園許可が承認された後、冬季降雪期間に入った場合、入園を取り下げる手続きをします。登山隊の希望により一般入園許可に於ける宿泊資格を保留する事ができます。その場合、冬季降雪期間についての関係書類を迅速に送付してください。当管理所の審査が通れば、順次入園が許可されます。

入園時に18歳未満の場合、保護者同意書が必要です、 はグループリーダーになれません。

抽選プロセス

抽選時間:公正、公平、公開を期すことを原則として、開放ルートの各宿営地が受け入れ可能な定員数を入園日(または宿泊日)の1ヵ月前の午後3時から4時(Taipei Time, UTC+8:00) の間に宿営地にて公開抽選を行なっています(祝日の場合、次の営業日に作業をします。営業日の9時~10時、12時~13時、15時~16時に順次作業します),並びに、抽選に関する申請案やネット上での入園申請と異動システムを一時休止しています。就業日に玉山管理所の監査役や役職クラスの職員が抽選過程に立ち会っています。皆さんも現場での抽選会に是非足を運んでください。

抽選結果:宿営地に当選した登山隊には、当管理所から電子メール及びショートメールによって宿営地抽選結果の発表を通知します。当選しなかったチームにはリーダーに電子メールを発送して通知します。入園2日間以上の申請の場合、宿営地の抽選を行ないますが、その中の1日でも当選しなければ、当管理所で不認可とさせていただきます。行程日数の短縮希望があれば、当選した宿営地の資格を保留できますので入園メールボックス宛に当管理所まで連絡してください。

繰上げ当選についての手順

繰り上げ当選の資料の送付期限は入園予定日の5日前までです。

開放ルートの宿営地の抽選結果で「次点」だった登山隊は「落選」とみなされますが、優先権はありますので、先に当選した登山隊がキャンセルした場合は次点1、次点2、次点3のように順次繰り上げ当選を決定します。申請状態が「次点」の場合、入園日を他の日に変更する事もできます;また、繰上げ当選のチャンスをそのまま待ち続けることも可能です。しかし、キャンセル待ちをしても先に当選した登山隊がキャンセルしなければ入園できません;仮に、キャンセルが出ても、キャンセルした登山隊メンバーの人数が次点の登山隊のメンバーの人数より少ない場合、次点のメンバー数を減らせば入園可能となります。抽選発表が終了したあとに、「入園予約」を申請した登山隊は次点の全ての登山隊が権利を放棄した後、「個人資料を最後に記載した時間」によって順番を決めます。

「玉山主(西)峰一日往復ルート」及び「開放ルート(長距離縦走登山経験者のみ)」はメンバー全員の「個人資料を最後に記載した時間」によって順番が決められます。

人員異動

入園許可が承認された後は、公平の原則に則り、また、生態系への環境の乱れや破壊を最低限にする為に、メンバーに参加できなくなる者が出ても、リーダー(ガイド)以外はメンバーを換える事を禁じます。

リーダーを換える場合は「玉山國家公園登山隊リーダー異動申請書」をダウンロードし、入園の1日前までに提出してください。メンバーを異動した理由を述べ、申請は一回のみを原則に、申請人或いはリーダーが自筆でサインをした後申請書を提出してください。

外国人の皆様

外国人の方が事前に申請する玉山主峰ルートの宿営所「排雲山荘」の定員確保の説明についてのホームページ:https://hike.taiwan.gov.tw/jp/news_7_1.aspx?ID=2602

諸経費

入園申請手続きは無料です。

「排雲山荘」利用料金について:《玉山国立公園管理所排雲山荘利用にかかる料金の標準規定》に基づき処理されます。『支払い方法』は次の通りです。
1. 郵便振込み
2. 銀行振り込み:窓口にて、銀行間振込、ATM振込、通信端末による振込(ネット上のATMやネット振込)、電話/モバイル銀行振込、ネットバンキング振込など。
3. 現金(台湾元にて):当管理所の入園サービス窓口にてお支払いください。外国の方には、入園申請の際に排雲管理所、または排雲山荘にてのお支払いを選ぶ事も可能です。

「排雲山荘」利用料金の払い戻し申請:「排雲山荘利用料金払い戻し申請書(委託書も可)」をダウンロードし、記入、提出して払い戻しの申請を行なってください。

料金を納めた後は《「排雲山荘利用料金」払い戻し申請説明》の第三条に当てはまるもの以外は払い戻し申請ができません。

その他

入山許可証の申請:
1.内政部警政署入山許可証申請のホームページ:警察署、入/出山地管制区の申請
2. 入山許可証申請説明についての参考ホームページ:https://hike.taiwan.gov.tw/jp/news_7_1.aspx?ID=1547
3.パーク・パーミットが承認された後、入国日の3日前から45日前までに "入園の申請 >> 申請状況検索及び許可証印刷"で入山許可証申請することができます。
​​​​​​​4.2009年4月1日より入山手続きにかかる費用はいただいておりません。

登山前の生態及び安全講習について:登山ルートは玉山国立公園生態保護区内の登山ルートです。原則、自主学習の方法を採っています。やり方は次の通りですので、入園が承認される前に必ず行なってください。
1.当管理所『山の安全教育』のホームページ上で学習します。登山安全教育系列のビデオをご覧ください。
2.当管理所の各観光案内センターまたは「排雲登山サービスセンター」にて登山安全教育系列のビデオをご覧ください。

パイロンロッジでのケータリングと寝袋レンタルサービス
写真付き中国語ウェブサイト:http://go17713.ego.tw/multimedia1.html
注文書(英語):https://drive.google.com/file/d/0ByVRBJlrJq2GMVJ6SGltaFZFd0E/view
記入済みの書式をgo177813@gmail.comまでお送りください


入園申請作業の手順:
入園申請の処理は一件につき約5日間を要します(休日や支払い手続き、誓約書受領にかかる時間を除く)。

注意事項: 
 ​​​​​​​1. 入園期間中は本件と、身分証明書の原本を常に携帯し、検査時に備えてください。身分証明書を持たない場合は入園を禁じ、すでに入園していた場合は退園を命じます。
 2. 学術研究以外の目的で 騒いだり野生動物の狩り、動植物の採集ならびに持込をしないでください。
 3. 入園後はみだりに宿泊地点や行程を変えると許可証を取り消されることになります。気候の変化や天災などの状況の場合は入園が禁止され、現場管理員の命に従ってください。従わなければ入園許可証を法によって取り消します。
 4. 公園エリアないでの焚き火は禁止です。森林火災に注意してください;環境汚染は厳禁です。ごみや廃棄物は各自持ち帰り願います。
 5. 指定地域以外でのキャンプやバーベキュー、音響機材などでの音楽放出は禁止されています。
 6. 台風警報の発令、森林火災やその他の突発事件の場合は 管理所は緊急措置として、入園禁止を発令します。お手持ちの入園許可証は取り消されます。
 7. 登山エリアでは崖崩れや落石、またクロクマや毒蛇など野生動物の出没が数多く見られます。常時身の安全を心がけてください。
 8. 登山のために入園する際、食事、宿泊用具、医薬品などは個人で準備してください。山荘(山小屋)での宿泊が許可された場合を除いては、そのほかのキャンプ場や二泊以上の長期登山の場合はテントを持参してください。
 9. 山道は、常に崩落等の困難な地形・落石あるいは野生生物等の自然のリスクに直面しています。特にご自身の安全に注意して、気を付けてご通行ください。入園期間 中は、国立公園の登山関連規定をきちんと遵守し、生態系の維持に注意し、登山総合保険あるいは旅行保険にご自分で加入する必要もあります。
10. 狂犬病予防の措置として、野生動物との接触を避ける為、ペットの入園を禁止しています。もし、野生動物に噛まれた場合はすぐに医療機関で受診してください。自然生態を守るために、野生動物に餌を与えたり、飼っている動物を捨てたりしないようにしてください。
11. 山岳地帯での道路状況は不安定で 容易に落石や土砂崩れが発生します。落石や崖崩れの起こりやすいところに長く留まったり、写真撮影をするなどの行為は危険です。また 黒熊や毒蛇、スズメバチ(毎年6月から11月が繁殖期で人間に敏感になります)など野生動物の出没には気をつけてください。コース沿線には台湾固有の猿や雉、藍腹鷴などの動物もいます。えさ等与えないようにしてください。
12. 入園宿泊の許可が下りた方は、公平の原則と生態環境の影響を最小限にするために、参加できなくなったメンバーが出ても、臨時にメンバーを換えることはできません(別途申請してください)。
13. 一つの登山隊全体が予定通り入園できなくなった場合は新しく申請を提出しなおしてください。単に日程を変えたり、予定時間を変えたりすることはできません。
14. 排雲山荘では現在業者に食事と寝袋のレンタルを委託しています。必要な物をご相談ください。
15. ベッドは他の人に譲る事はできません。

リーダーの注意事項:
1.リーダーはチームの指導、メンバーの世話及び緊急事故処理の責務を負う。
2.リーダーは随時メンバーに気を配り、頭痛、吐き気、嘔吐、呼吸困難、咳など、高山病の症状が現れた場合には即刻下山治療を行わせる。
3.緊急事態が発生した場合は、リーダーはその場に留まり、消防救急隊などに救助を要請し、メンバーの安全を確保する。
3.登山隊は登山前に自主的に登山安全教育講座課程を開いてください。

夏季の午後は雨や濃霧、冬季は路面が凍結しやすくなります。車での通行には特に注意し、減速運転を心がけてください。



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